歯磨きだけでは不十分?正しいオーラルケア
2021年11月12日
マスクをしていて口元が見えないからいいやと思っていませんか?マスクのせいで口臭が臭くなったり、菌が繁殖したりします。
今のうちにオーラルケアに力を入れてみませんか?電動歯ブラシと普通の歯ブラシのメリット・デメリットとオーラルケアについてご紹介したいと思います。
オーラルケアについて
オーラルケアとデンタルケアの違いをご存じですか?
オーラルケアは口の中全体のケアのことを指し、デンタルケアは歯を磨くことを指します。つまり、オーラルケアは歯ブラシだけでなくフロスや歯間ブラシ、マウスウォッシュなどが用品として含まれます。
オーラルケアをしないとどうなるのか。
虫歯・歯周病のリスクがあがる
汚れや細菌が口の中に溜まり虫歯や歯周病になりやすくなります。
口臭が起こりやすくなる
汚れや細菌が溜まると口臭が起こりやすくなります。口臭は起こっても自覚できないことが多いので、要注意です。
歯が黄ばんだり黒ずんだりする
食べ物や飲み物により、歯は着色します。飲食後にケアを行えば歯の色の変化は起こりにくくなります。
全身の健康に悪影響を及ぼす
お口の中を清潔に保つだけではありません。食べ物と一緒に汚れや菌が全身へ流れ込み、呼吸器疾患や心疾患にかかるリスクがあがるという研究結果が出ています。
電動歯ブラシと普通の歯ブラシ
最近は電動歯ブラシの種類も増えてきましたが、電動と普通の歯ブラシとどちらがいいか迷ったことはありませんか?普通の歯ブラシと電動歯ブラシの違いをお伝えしたいと思います。
電動歯ブラシといっても「音波歯ブラシ」「超音波歯ブラシ」「電動歯ブラシ(高速回転タイプ)」の3つに分類されます。
電動歯ブラシ(高速回転タイプ)
1分間に3千~7千回という高速で左右反転する
音波歯ブラシ
1分間に2万~4万回の振動によって歯を磨きます
超音波歯ブラシ
1分間に120万回以上の超音波を利用した歯ブラシ
【電動歯ブラシのメリット】
- 清掃効率が良い
1本1本の歯を包み込むように磨くことでプラーク除去の効率がUP
短時間でしっかり歯垢(プラーク)を除去でき、より深い部分まで清掃することができます。 - 誰でも簡単に歯垢が落とせる
勝手に振動してくれるので、子供や高齢の方でも簡単に歯垢(プラーク)を取ることができます。 - 疲れない
毛先を一定の位置に当て、あとはスライドさせるだけなので楽です。
【電動歯ブラシのデメリット】
- 比較的高価
先端部分は交換可能ですが数百円~します。衛生面や消耗品であることを考えると、高価な買い物だと言えます。 - 電池・電力がないと使用できない
電池交換や充電したりと電動歯ブラシは管理に手間とお金がかかります。 - 歯や歯茎を傷つける可能性がある
自分の歯や歯茎の状態に合っていないヘッドを使用したり、パワーの強い電動歯ブラシを使っていると歯や歯茎を傷つける可能性があります。
【普通の歯ブラシのメリット】
- どこでも手に入る
- 値段が圧倒的に安い
交換時期の理想は、1か月に1回とされているが、毎日使うので2週間くらいで段々と清掃効率が落ちてくるのです。 - 症状に合わせて様々な種類から選べる
歯磨きの目的や使う人によって簡単に使い分けられる
【普通の歯ブラシのデメリット】
- 綺麗に磨くには技術がいる
小回りがきき、細部まで磨くことができるのはいいのですが、その分技術が必要となります。
特に奥歯は技術がないと磨き残しやすい部分になります。同じ歯ブラシでも人によって効果に大きな差がでてしまう。 - 磨き切るのに時間がかかる
時間をかければかかるほど綺麗になるとは限りません。
どちらがオススメかは断言できないです。併用してもいいかもしれないですね。