アウトドアだけじゃない!クーラーボックス活用術
2021年09月07日
これからの季節、キャンプやバーベキューなどで欠かせないクーラーボックス。
正しい使い方をしないと保冷力を低下させる原因になることをご存じですか?
クーラーボックスの使い方をご紹介。
クーラーボックスのいいところ最大限に活かして、暑い夏を乗り切ろう!!
クーラーボックスの種類
一概にクーラーボックスと言っても様々な種類があり、使用時間・滞在日数・使用人数によって選ぶ必要があります。
ハードクーラー
密閉性、保冷性に優れておりクーラー内の冷たさを長時間キープできるのが魅力。衝撃にも強く野外の使用に適しており椅子代わりに使用できるほどの強度があるものもあります。重くてかさばってしまうといった欠品もあります。
ハードクーラーの断熱材は3種類
- 発泡スチロール
安価ではあるが、保冷力、耐久性が低いため長期使用には不向き - 発泡ウレタン
最も一般的なタイプの断熱材なので、形状やデザインを選べる利点があります。保冷性を重視するなら、分厚さや密閉性をチェック - 真空断熱パネル
保冷性が最も高く、厚みが薄いが高い断熱性を持っています。
長期滞在のキャンプに適しているが、価格が高いのがデメリット
ソフトクーラー
軽く、中身がなくなると畳んでコンパクトに収納にできるので手軽に使えるのも特徴。密閉性や保冷性は劣るが、短時間の使用であれば十分な保冷性があります。
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クーラーボックスの使い方
それでは、実際にクーラーボックスの使い方についてご紹介
保冷力を持続させるには、予冷と余分な空間を埋めるのが大事
予冷
いきなり使おうとすると常温になっているクーラーボックス内の空気を冷やすために保冷剤の保冷力を消費し保冷剤の寿命が短くたってしまいます。前日に保冷剤を1つ入れておくと保冷力のロスが少なくなり、保冷剤の寿命が長くなります。
余分な空間を埋める
クーラーボックス内の余分な空間が大きいと、開閉時に外に逃げる冷たい空気も多くなります。余分な空間を作らないためにも容量は程よいものを選び、隙間があるときは保冷剤で埋めるのが良いでしょう。
クーラーボックス内の保冷剤の配置場所
冷たい空気は上から下へ移動するため、保冷剤の配置はクーラーボックス内の一番上に配置するのがいいでしょう。大きさや容量によっては十分に冷気が行き渡らないこともあるので、底や壁面にも配置しておくのも有効です。食材と飲み物を分けておくのも大事ですが、野菜は保冷剤に近づけすぎないように注意しましょう。
日常で使う方法
クーラーボックスってアウトドアの時くらいしか使わず、普段使わないから購入を躊躇っている方もいるのではないでしょうか。 クーラーボックスを活用できる人の特徴や活用方法をご紹介。
普段つかいに向いている人
ズバリ車を普段から使用している人になります。
食材の買い出しの時に威力を発揮。しっかりした箱に入るので、卵やそうめんなどの取り扱い注意な食品も運搬できます。
車を持っていない人は、キャスター付きや小型のソフトタイプなどを買い出しの際に使用してもいいかも。
買い出し以外でつかう機会
- 行楽用ランチボックスとして
食中毒を予防するためには保冷が大事となり、お弁当が偏らないように運ぶのにも便利です。 - 壊れ物の運搬にも利用
箱として見れば、利用の幅も広がります。車内の小物類を片づけるのにも便利です。 - 冷蔵庫の代わり
冷蔵庫がいっぱいの際に食品や飲料の収納場所として便利。
来客時に冷蔵庫の中身を見せずに対応するといったこともできるし、虫などの侵入を防ぐこともできます。